(旧)波佐見町立中央小学校 移転
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旧波佐見町立中央小学校(長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2198)は、1995年に同校が新築移転するまで利用されていた校舎です。現在この場所には1937年に講堂兼公会堂として建てられた木造の建物のみが残されており、観光スポットとして愛されています。この建物は非常に貴重とされている木造洋館であり、国の登録有形文化財としても指定されています。
現在残っているこの建物は、当時の風格を感じられる雰囲気を漂わせています。和洋の要素を取り入れた玄関はもちろんのこと、中に一歩足を踏み入れると教会を思わせる内装となっているのが印象的です。1995年に小学校が新築移転するまで多くの町民に親しまれてきました。これまでに2度の解体決定を覆すほど、地元の人々に愛されてきたこの建物。思い出のある方は、ぜひもう一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年8月執筆)
実に堂々たる佇まいです。
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:kattyan様
この機に国の有形登録文化財に関しての知見を高めてみてはいかがでしょうか?
永久保存版としてお手元に確保するのもよいかもしれません。