Final 2021年3月31日 記事【日田彦山線】 部分廃線(添田駅~夜明駅間)のイメージ画像

【日田彦山線】 部分廃線(添田駅~夜明駅間)

  • 乗り物

JR九州が運営する日田彦山線の一部区間は鉄路としての歴史の幕を下ろします。この度、鉄道としての廃線区間となるのが「添田駅~夜明駅間」。したがってこの区間にある駅は鉄道駅としては廃駅となります。

2017年7月に発生した九州北部豪雨により当区間は甚大な被害を被りました。橋やトンネルは利用できなくなり、各地で土砂が流入するなど鉄道運営に致命的な影響がでました。その後、代替の交通手段は確保されましたが(バス輸送)、鉄道としての復旧は進まず、様々な角度から総合的に協議された結果、この区間の鉄道としての廃線が正式決定しました。

当区間は1930年代から続く歴史ある路線。地域の人々のみならず、美しい山間の景色に惹きつけられた日本全国からの観光客の足となってくれた美しい鉄路でありました。

「私は田んぼの景色が好きで、日本全国を巡っています。筑前岩屋駅で下車して竹地区の棚田に足を伸ばします。季節毎に表情が異なるとても美しい棚田です。これからも訪問予定ですが今までのように鉄道の旅を楽しみながらということができなくなってしまったことが寂しいです。そうそう、めがね橋も忘れてはいけません。沢山の思い出を頂きました。運営維持していた関係者の皆様、いままでありがとうございます。」 関東圏在住のカメラ愛好家の言葉です。

 

この駅に電車がやってくることはありません。

 

日本棚田百選に認定された「竹地区の棚田」です。

 

長きに渡りありがとうございました。

PHOTO:PIXTA

 

VIDEO : Final Access ファイナルアクセス

 

 

日田彦山線。美しいアーチ橋の存在が有名です。

永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?

 

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