積丹町立入舸小学校 閉校
- 文化・教育施設
積丹町立入舸小学校(北海道積丹郡積丹町入舸町158-2)の源流は1887年の日司簡易小学校分教場の誕生までさかのぼります。その後、市町村合併、校名変更等の歴史をつなぎます。そして約2400名の生徒の巣立ちを見送った123年間の歴史の閉幕は2010年3月末。多くの方に惜しまれての閉校でした。
明治時代から開拓が始まった積丹町。積丹ブルーという愛称が付されるほど美しい海を擁します。漁業が産業の中心ですが、特に昭和初期にはニシン漁の大漁場として発展しました。またソーラン節のふるさとでもあります。
ご興味のある方はぜひこの地に足を運んでみてはいかがでしょうか。子供達の奏でるソーラン節の音色を感じ取ることができるかもしれません。
(2021年6月執筆)
この無名のモニュメントは長きに渡り子供達の巣立ちを見つめてきました。
卒業生、先生、地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:poteto089aaa様