新見市立神郷中学校 閉校
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1947年に開校した新見市立神郷中学校(岡山県新見市西方3964)がその歴史の幕を下ろしたのは2016年3月末のこと。
神郷中学校は1947年に新制の神代村立神代中学校として開校。その後、神郷村との合併を経て神郷町立となり油野分校を統合して1968年に神郷町立神郷中学校となりました。2005年には新見市に合併し新見市立の学校に。そして2016年の閉校に至ります。
当校が佇む地域は農林業が基幹産業です。農林業に携わる親御様の子供達も多く通っていたそうです。神代駅から直線で300mほど北の山腹に位置する校舎。毎朝坂道を一生懸命に上る在籍生徒の姿は今となっては懐かしく願わくばもう一度見たい光景であるとのことです。ご興味のある方は、この場所に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。緑豊かな山間の小さな学び舎の美しい歴史を感じとれるかもしれません。
(2021年6月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
学び舎を守り抜いた地域の先人たちの功績を忘れないようにしたいものです。
PHOTO:くろうさぎ様