東村立杲小学校 閉校
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群馬県勢多郡東村立杲小学校(群馬県みどり市東町小中)は、現在の群馬県みどり市にかつて存在した小学校です。同校の創立は1874年。2001年の閉校に至るまでの期間に渡り当地の子供達の学び舎として活躍しました。
現在のみどり市北部にあった旧勢多郡東村には、花輪・沢入・神戸等の集落があり、それはわたらせ鉄道の駅名として残っています。小中駅から北東方面、徒歩数分の距離に当校は静かに佇みます。1934年竣工の木造2階建て校舎と1959年竣工のモルタル2階建て校舎が渡り廊下でつながり、現在でもその姿を残します。
当校を含めて3つの小学校を統合して誕生したみどり市立あずま小学校の中に杲小学校の校歌が飾られているそうです。ご興味のある方は、一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。歴史ある小さな学び舎の美しい営みを感じ取れるはずです。
(2021年11月執筆)
長きに渡り当地の子供たちの登下校を見守り続けてくれました。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:カワチャキ様