和歌山市立城北小学校 閉校
- 文化・教育施設
和歌山市立城北小学校(和歌山県和歌山市鷺ノ森南ノ丁1)が71年の歴史に幕を下ろします。
本校の創立は1946年(昭和21年)、内町西・番丁・宇治の3つの国民学校を城北国民学校としての開校が創立日とされています。翌年4月1日に城北小学校と改称されます。このタイミングで新校舎に移転して授業が開始されたようです。その後、校歌制定、北鉄筋校舎の完成、プールの竣工、屋内運動場の完成など施設の充実化が図られます。2016年現在、約110人程度の児童が在籍しているようです。和歌山市内の中心部に立地する同校。かつては多数の生徒が在籍していたようですが、地域の若年人口の影響は大きく閉校するに至りました。
2017年4月から和歌山県初の小中一貫校の「和歌山市立伏虎小中学校」が創立されます。その新校創立に伴って、同中学校区内の本町・雄湊・城北の3小学校が統合されます。新設される小学校は「和歌山市立伏虎小学校」。城北小学校の在籍生徒はこの小学校に通うことになります。堂々たる歴史は新設校にひき継がれてゆきます。
(2016年6月執筆)
金網越しにプールがみえます。夏には子供たちの歓声につつまれたことでしょう。
プール側面です。都会的なロゴです。
長きに渡りありがとうございます。
PHOTO:沖縄県在住T様