Final 2001年3月31日 記事笠岡市立北木西小学校  閉校のイメージ画像 History 97年

笠岡市立北木西小学校  閉校

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笠岡市立北木西小学校 (岡山県笠岡市北木島町7886-13)がその歴史の幕を下ろしたのは2001年3月末のことです。

1904年に当地に豊浦尋常小学校金風呂分教場が開校。ここが同校の創立起源となります。当校があった北木島は岡山県笠岡市の瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島で最大の島。花こう岩で出来た島は石材工業が主要産業です。当業に従事する親御様の子供さんも数多く在籍していたそうです。

開校以来、長きに渡り当地の子供達の成長を見守る学び舎として活躍します。笠岡市立北木西小学校への改称(1956年)等の歴史をつなぎ、ついに北木小・北木小豊浦分校との統合(2001年)をもって、当校はその歴史の幕を下ろしました。創立以来の卒業生は1,258名。当校では恒例行事としてマテ貝を掘っていたそうですが、閉校後も大切な行事として続いているそうです。

現在、北木西小は統合後の新・北木小学校となっています。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。北木西小学校の在りし日の美しい営みを感じ取れることでしょう。

(2022年4月執筆)

 

笠岡市立北木西小学校

かつてここには子供達の元気な声が響いていたことでしょう。

 

笠岡市立北木西小学校

地域に学び舎を守った先人達の思いを引き継ぎたいものです。

PHOTO:くろうさぎ

 

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