Final 2022年11月末 記事【和歌山線】隅田駅舎 解体/取壊のイメージ画像 History 106年

【和歌山線】隅田駅舎 解体/取壊

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和歌山線(JR西日本)の隅田駅舎(和歌山県橋本市隅田町芋生141)が取壊されます。現駅舎の設置は1916年ですので、106年の歴史の終幕となります。

隅田駅の誕生は1898年の紀和鉄道開業にまで遡ぼります。相対式2面2線のホームを持つ無人の地上駅。上りホーム側に駅舎があり、下りホームへは跨線橋で連結しているという構造です。1916年に現在の駅舎が建設され、現在に至るまで当地の交通の要所というだけでなく、地域住民の大切な心の拠り所として活躍してきました。昭和の時代らしい風情溢れる駅としても知られます。

「昔ながらの昭和の駅という雰囲気に惹かれよく足を運んだものです。近年は当地の学生が描いた絵が駅舎を彩り、楽しい雰囲気に包まれています。ここならではの景色という感じでお気に入りです。いよいよ取壊ですね。きっと多くの方々の大切な記憶の詰まった駅舎ですよね。100年を超える期間に渡り本当にお疲れ様でした。まだ解体まで少し時間がありそうなので必ずお別れのご挨拶に行きます。」大阪府在住の鉄道ファンの言葉です。

その美しい佇まいで多くの人を魅了してくれた隅田駅舎。いよいよその歴史の最終コーナーを回りました。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2022年7月執筆)

PHOTO:PIXTA

 

 

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