檜原村立藤倉小学校 閉校
- 文化・教育施設
檜原村立藤倉小学校(東京都西多摩郡檜原村藤倉)はかつて東京都にあった小学校です。同校が開校したのは1874年のこと。檜原小学校第六分校として、寒澤寺の建物を使って開校しました。その後、幾度かの改称を経て、1966年に現在の名称となっています。
分校から小学校に昇格した当時には84名の児童が同校に通学していましたが、その後児童数が減少したこともあり藤倉小学校は1986年3月31日に閉校し、112年の歴史に幕を下ろしています。
当時使用されていた小学校は昭和初期の古き良き時代を思わせる雰囲気で、現在は檜原村に伝わる里山の知恵や技を保存、継承していく施設として活用されています。藤倉小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年10月執筆)
子供たちの賑やかな声が聞こえてきそうです。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様