青梅市立第十小学校 閉校
- 文化・教育施設
青梅市立第十小学校(東京都青梅市成木8-676)はかつて東京都にあった小学校です。同校が開校したのは1873年のこと。北小曽木村の正澤寺に創設された正澤学舎が同校の前身だったとされており、1875年に北小曽木学校と改称しています。その後、幾度かの改称を経て1955年に第十小学校と定まります。
もともと現在の場所とは異なる場所にあった同校ですが、1886年には現在地に校舎が建てられ、多くの子どもたちがこの場所に通っていました。しかし第十小学校は1996年3月31日に閉校し、正澤学舎の創設から123年の歴史に幕を下ろしています。
閉校当時子どもたちが使用していた、鉄筋コンクリートの校舎はふれあいセンターとして使用されていましたが、現在は閉鎖されています。第十小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年10月執筆)
懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様