板橋区立板橋第九小学校 閉校
- 文化・教育施設
板橋区立板橋第九小学校(東京都板橋区栄町6番1号)は、1949年に開校した小学校です。同校のシンボルは「かえで」、校章にもあしらわれており、季節のイベントごとに「かえで」の名前が使われています。60周年記念には「カエデちゃん」キャラクターも作られました。これは、開校当時の69年前、校庭に茂っていたたくさんの楓の木に由来します。「かえでの種子」は風に乗って遠くまで飛んで行き、新しい土地で新たな生命を育みます。どんな場所に行っても、同校で学んだ知恵と誇りを胸に、自信を持って生き生きと活躍していけるようにという願いが込められていました。
2018年3月、板橋区の学校統廃合により閉校していまいましたが、同校で学んだ生徒数は7200名を超え、「かえでの種子」のように様々な世界で根をはり枝を広げ大いに活躍しています。同校跡地は板橋区によって公の施設への活用が検討されています。ゆかりのある方は是非跡地を訪れて、思い出の学び舎を懐かしんでみてはいかがでしょうか。
(2019年7月執筆)
歴史を感じさせる校舎です。
この道をつかって登校したという方も多いのではないでしょうか。
長い間地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:i-flower様/PIXTA
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