新十津川町立吉野小学校 閉校
- 文化・教育施設
2009年3月末をもって、新十津川町立吉野小学校(北海道樺戸郡新十津川町吉野100-4)が閉校しました。
1905年に吉野簡易教育所として開校。同校は、空知地方の中心部の田園風景が広がる場所に位置した小規模校。真新しさの残る2階建ての校舎では、当時地域の子どもたちが自然と共にのびのびとした学校生活を送っていたそうです。そんな同校のある新十津川町は、明治時代に奈良県からの集団移住によって拓かれた町という史実を有し、かつてはテレビドラマ化もされました。
104年間に渡りこの地域を見守ってきた同校ですが、残念ながら2009年に閉校。統合校の新十津川町立新十津川小学校が誕生し、独立校としての歴史は閉幕となりました。
現在校舎は「彫刻体験交流施設 かぜのび」として再活用されています。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年2月執筆)
懐かしい記憶が蘇るという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
沢山の思い出がつまった校舎です。
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
PHOTO:poteto089aaa様