北杜市立高根清里小学校 閉校
- 文化・教育施設
北杜市立清里小学校(山梨県北杜市高根清里3545)は、八ヶ岳の南麓に広がる清里地区にある小学校です。1873年に津金学校の清里分校として開校、その後高根東北小学校と八ヶ岳小学校との合併を経て現在に至ります。大自然に囲まれた環境で珍しく学校林を所有した小学校です。自然観察はもちろんの事、森林管理作業を体験できるなど清里小学校ならではの経験は子供達へ地球の環境への興味を引き出すことに一役買っています。また地域や保護者との絆も森林での作業を通して深まっていくようです。2019年3月で閉校することになってしまいましたが、閉校式に送る記念品を学校林の木の枝で作成するなど、その体験は一生子供達の心に残ることでしょう。なお同年4月以降は北杜市立高根東小学校、高根北小学校、高根清里小学校の3校が統合され、新設校のあらたな歴史が始まります。145年の歴史は新しい統合校に引き継がれてゆきます。(2019年1月執筆)
「高根地区小学校統合計画案」並びに「北杜市立中学校統合計画案」について
引用 北杜市