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遠賀川水源地ポンプ室

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遠賀川水源地ポンプ室は、福岡県中間市土手ノ内1-3-1に存在する、かつての八幡製鐵所のポンプ室です。官営八幡製鐵所が鋼材生産量を大幅に拡大する計画を実施するために、1910年に新しい水源として遠賀川岸に建設されたポンプ室です。

明治建築風のレンガ建造物の外観を有し積年の歴史を感じ取れますが、内部の機械は現在も稼働中。大量の工業用水を供給し続けています。その歴史的な価値が認められており、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の1つとされています。その内部は非公開ですが、外観の見学は可能であり、多くの歴史ファンが足を運ぶ人気施設となっております。

ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。日本経済産業史にかかる歴史ロマンを感じとれることでしょう。

(2023年2月執筆)

 

遠賀川水源地ポンプ室

長い歴史を感じ取れる外観の建物です。

PHOTO:PIXTA

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