哲学の道
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哲学の道(京都府京都市左京区)は銀閣寺と熊野若王子神社まで続く、およそ2kmに渡る散歩道です。この「哲学の道」という名称は、哲学者である京都大学教授の西田幾太郎氏が毎朝通り思想に耽っていたことが由来とされています。
哲学の道周辺には、寺院などさまざまな観光名所があることから、観光客も多く足を運ぶ地域です。法然院の近くには、西田幾太郎氏が詠んだ「人は人、吾はわれ也、とにかくに吾行く道を吾は行くなり」という歌を記した石碑も見られます。
この哲学の道は、桜の名所としても知られているように、四季折々の風景が楽しめる場所です。道沿いに2kmにもわたり植えられている桜は、日本画の巨匠である橋本関雪の夫人によって寄贈された「関雪桜」。哲学の道に興味がある方は、ぜひ一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2023年4月執筆)
日本の四季を感じ取れる場所でもあります。
PHOTO:PIXTA
日本を代表する哲学者「西田幾多郎」。当地はゆかりの地です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?