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藪塚石切場跡

  • 建物・施設

藪塚石切場跡(群馬県太田市藪塚町3426)は1909年に設立された藪塚石材軌道株式会社により1955年まで採石が行われていた採石跡です。東武桐生線の藪塚駅からも徒歩15分ほどの場所にあります。

この場所で切り出しが行われていた藪塚石は柔らかく加工がしやすいことが特徴。建築物の土台や鉄道の敷石などに多く使用されており、採石場から藪塚駅まではトロッコ列車が走っていました。大正時代に全盛期を迎えていますが、多い時で350人がここでの仕事に従事していたといわれています。

今も残るこの採石場にはまるで宮殿跡のような巨大な岩肌が残されており、至る所で石を切り出した跡を見ることができます。また独特の雰囲気が残るこの藪塚石切場跡は、ロケ地として使用されていることでも知られています。ご興味のある方は当地の在りし日の営みに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

(2023年5月執筆)

PHOTO:PIXTA

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