【留萌本線】 幌糠駅 廃駅
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その開業が1910年と1世紀超の歴史を持つ幌糠駅(北海道留萌市幌糠町)が留萌本線区間廃線のため、廃駅となる可能性が高まっています。
開業当時は有人駅でしたが、1986年に現在のような無人駅に。道内ローカル駅ではよく見られる、廃車となった車掌車を駅舎として再利用した通称「ヨ駅」と呼ばれるものです。北海道ローカル線を象徴するもので、鉄道ファンの間で親しまれています。周囲は小さな集落に囲まれた静かな場所で、かつては伐採した木材を貯蓄して搬出していたため敷地内は広大です。長年の歴史を終える前に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2018年9月執筆)
追記・・沿線4市町でつくるJR留萌本線沿線自治体会議は2020年8月18日、沼田町―留萌市間の廃止・バス転換を容認することで一致したようです。よって留萌市にある当駅は2021年春をめどに廃駅の可能性が著しく高まっております。(2020年9月)
追記・・留萌本線の石狩沼田・留萌間が2023年3月末で廃止される方向であることが発表されました。(2022年8月)
とても清潔感のある車掌車です。
駅名標にのこされた時間はあとわずかです。
長きに渡り本当にありがとうございました。
PHOTO:PIXTA
当駅は「青空に一番近い場所」のロケ地として利用されました。心温まる名作と評判です。この地にゆかりのある方もそうでない方も映像で確認してみてはいかがでしょうか。
永久保存版の映像としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?