高崎支社管内 115系 定期運航終了
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高崎エリアで約54年間活躍を続けた115系電車が定期運行を終了しました。同車は国鉄時代の1963年に登場した車両です。平坦路線向けの113系と外観がほぼ同じですが、こちらは山岳路線向けの機能を備えた車両として全国に配備。高崎エリアでは1964年より運行を始めました。
緑とオレンジのツートンカラーの「湘南色」をまとっていましたが、沿線住民からは「かぼちゃ電車」や「みかん電車」といった愛称で親しまれていたようです。両毛線、上越線など高崎支社管内の各線で活躍していましたが、老朽化により2018年3月16日をもって定期運行を終了、同月21日の団体臨時列車の運行をもって同支社管内の115系はその役目を終えました。なお115系自体は関西を中心に現在も運行を続けていますので、旅行や出張の際にはぜひ乗ってみませんか?
(2018年6月執筆)
北関東の大自然になじむ美しい車両です。
北国の厳しい環境を走る車両でした。
長い間、本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA