折尾駅 立体交差 解体/撤去
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JR九州折尾駅(北九州市八幡西区堀川町1-1)にある日本最古の立体交差の解体作業が進んでいます。その起源は1891年、当時の九州鉄道と筑豊興業鉄道が別々の場所に折尾駅を開業したことで、双方の線路が交わる部分に立体交差が建築されることになりました。当駅周辺には多くの高校や大学、また、近隣の黒崎駅周辺には数多くの企業や工場が存在しており、年中たくさんの通学、通勤客で賑わいを見せています。乗車客や地域住民からすると、レンガ造りの立体交差や十字を描くように交差する電車は、日常の風景の一部として目に映っていたのではないでしょうか。残念ながら2017年1月から解体が始まった、立体交差。約130年の歴史の閉幕です。学生時代の青春の記憶や電車通勤の懐かしい思い出を求めて、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。(2018年6月執筆)
PHOTO:PIXTA