普門館 解体/取壊
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「吹奏楽の聖地」として長年親しまれていた「普門館」が2018年冬に解体されることとなりました。宗教法人立正佼成会が1970年に、5千人規模のホールとして建立。「普門」はすべての人に門を開くという仏教の言葉で、宗教関連以外にも、様々なコンサートや公演が催されました。1972年に、初めて全日本吹奏楽コンクールの会場となり、それ以降、主に中学、高校の部のコンクールが開催され、吹奏楽の甲子園として、学生の憧れのホールでもありました。巨匠カラヤンとベルリンフィルによる公演もありました。
2011年の東日本大震災後、耐震調査をしたところ、天井が崩落する危険があることが判明。使用を中止し、新ホールの建設も検討しましたが、活用見込みがたたず、解体され、跡地は緑地にする計画ということです。
(2018年8月執筆)
VIDEO : ブレーンYouTubeチャンネル 様