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九段会館 閉館

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1934年(昭和9年)に完成し、二二六事件では厳戒司令部が置かれ、戦後はGHQが接収していたという歴史ある九段会館(東京都千代田区九段南1丁目6-5)が、閉館となりました。戦後1953年に、大東亜戦争の戦没者遺族の全国組織である日本遺族会が、国から借り受けて運営をし、結婚式場やホテルなどが入っていました。コンサートや講演会で訪れた人も多くいるでしょう。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、天井が崩落し2人が会館内で死亡し、それ以降休業を経て2011年5月閉館が決定されました。レンガ造りの外壁に、日本ならではの瓦屋根の組み合わせで、その歴史的な建物を残して欲しいという声もあります。2017年に歴史的な建築を再現しつつ、建て替えをするということが決定し、2022年に複合ビルとして新しく生まれ変わる予定です。

(2018年9月執筆)

 

歴史と伝統を感じさせる出入口です。

 

都会の喧騒の中で静寂感を感じられる建物です。

 

長い間本当にお疲れ様でした。

 

PHOTO:PIXTA

 

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