釧網本線 五十石駅 廃駅
- 乗り物
- 建物・施設
JR北海道釧網本線の五十石駅(北海道川上郡標茶町オソベツ723-1)が2017年3月4日に廃線しました。当駅は1927年9月の開業ですので堂々たる90年の歴史の閉幕です。廃車掌車を駅舎として利用する北海道ローカル駅おなじみの「ヨ駅」でもありました。のどかで小さい駅ながらも、駅舎はペンキを塗られて補修され小ぎれいな印象を保っていました。駅舎そばにある大きな木がひときわ目を引きます。以前は2面2線とそれなりの規模のある駅でしたが、1986年より無人駅となりました。国道近くに位置しながら、藪に覆われているため駅の入り口は分かりづらくなっています。残念なことに現在ではホームや駅舎は撤去されてしまい、わずかな面影を残すのみになってしまいました。(2018年10月執筆)
まさに秘境駅の駅看板という感じです。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA