石北本線 上白滝駅 廃駅
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JR北海道石北本線の上白川駅(北海道紋別郡遠軽町上白滝62)が84年の歴史に幕を下ろしました。白滝市街から上川・浮島方面に向かった方向にある上白川駅は、鉄道ファンの間では「白滝シリーズ」と呼ばれる、知る人ぞ知る秘境駅。秘境駅と呼ばれるゆえんは、列車本数が朝に遠軽行きと夕方の旭川行きの上下1本ずつだったため。1980年ごろまでは1日5往復の普通列車が走っていましたが、1986年のダイヤ改正により1往復に減少しています。
同駅が建てられたのは1932年。旅客と貨物を取り扱う駅として建てられ、最盛期の1948年には年間8万人が利用。多くの賑わいを見せていました。道内でも最も古い、しっかりとしたつくりの木造駅舎でしたが、利用者が減少したことにより2016年3月に廃止。84年の歴史に幕を下ろしました。その後2016年6月に駅舎が解体されています。
(2018年10月執筆)
雰囲気のある駅名看板です。
駅舎入口です。
すでに駅名が取り外されています。長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO: 北海道ファンマガジン 様