石北本線 旧白滝駅 廃駅
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JR北海道石北本線の旧白滝駅(北海道紋別郡遠軽町旧白滝)が69年の歴史に幕をおろしました。当駅 は、1947年に仮乗車場として開業、その後、国鉄分割民営化に伴い旅客駅に昇格。しかし乗客数の減少が進み廃止当時、常に同駅を利用していたのは地元の女子高生1名のみでした。
2両分の長さの短いホームに1線のみと言うシンプルな棒線駅で、駅の周りは畑や牧場が広がるのどかな風景。同駅は、ホームに小さな待合室がある昔ながらの仮停車場のスタイルでした。このホームや待合室は、住民が資材を持ち寄って作られたもの。駅が廃止された後、地元の下白滝旧白滝自治会が待合室を保存するために移設を計画していましたが、移設費用が高額になるという理由により断念。残念ながら廃駅となった2016年の10月に解体されています。
(2018年10月執筆)
周辺の大自然と調和する美しい建屋です。
線路の先の景色はこのような感じです。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
VIDEO:株式会社札幌映像プロダクション 様