日高本線 汐見駅 廃駅
- 乗り物
- 建物・施設
JR北海道日高本線の汐見駅(北海道勇払郡むかわ町汐見一区)は1959年12月18日に開業。周囲はあまり建物はなく、300メートルほど歩くと小さな漁港があります。駅舎はありませんが、ホームから少し離れた位置にコンクリートブロック造りの待合室があり、その中にはなんと布張りのソファが設置されています。一説によると高級なソファであるという噂も。小さいながらも強く印象に残る駅で、この待合室を紹介した鉄道ファンのブログも多く見られます。
2015年1月に日高本線は高波の被害を受けたため列車の運行を休止。バスによる代行輸送が行われています。2016年、JR北海道が日高本線鵡川駅〜様似駅間の廃止を発表。2020年を目処に廃止される方向のようですが、区間の廃止に伴い駅も廃止される可能性が高いと考えられます。その場合には61年の歴史の閉幕になります。今のうちに足を運んでおきたい駅です。ご興味のある方は最後に一度現地を訪れてはいかがでしょうか。
(2018年11月執筆)
日高線の車両がホームに停車しています。とても愛らしい姿です。
緑の季節はこのようなさわやかな雰囲気に包まれます。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
追記・・日高線の一部区間のバス転換が正式決定しました。2021年の3月をもって当駅は廃止となります。
永久保存版の映像になるかもしれません。早めにお手元に確保されておいてはいかがでしょうか。