日高本線 厚賀駅 廃駅
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JR北海道日高本線の厚賀駅(北海道沙流郡日高町字厚賀町)が 96年の歴史に幕を下ろす可能性があります。当駅は1924年に開業。駅舎は1989年に改築された木造の建物ですが、一般的な駅舎とは異なり屋根部分がアーチ型になっているという変わったデザイン。かつては駅舎内に売店もあったとのことで、当時の賑わいを思わせます。
2015年の高潮被害により、鵡川駅〜様似駅間で発生した路盤流出。そのため日高本線は一部区間で運休していますが、その現場から最も近かったのがこの厚賀駅でした。JR北海道は復旧が難しいとのことで2020年を目処に同区間を廃止する方向を示していますので、それに伴い厚賀駅も廃止となる可能性も考えられます。
国道235号線沿いに位置しているものの、国道から直接ではなく脇道に入らなければ駅前に行くことができません。まさに秘境駅です。一度、味のある駅舎を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
(2018年11月執筆)
日本全国にファンが存在する有名な駅舎です。
このホームに電車が来ることは永遠になくなってしまいました。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
追記・・日高線の一部区間のバス転換が正式決定しました。2021年の3月をもって当駅は廃駅となります。(2020年8月)
永久保存版の映像になるかもしれません。早めにお手元に確保されておいてはいかがでしょうか。
VIDEO : 北海道ファンマガジン 様