Final 2020年5月6日 記事札沼線 札的駅 廃駅のイメージ画像 History 60年

札沼線 札的駅 廃駅

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北海道樺戸郡浦臼町にある札的駅(北海道樺戸郡浦臼町字札的内)が廃駅になる予定です。同駅は1960年、札幌市中央区の桑園駅と樺戸郡新十津川町の新十津川駅を結ぶ札沼線に開業しました。難解な駅名ですが、札的内川を指すアイヌ語のサッテクナイという言葉から由来しているようです。

単式ホーム1面1線構造の無人駅で駅舎はありませんが、寒さをしのげる待合室があります。中にはトイレを備えており、駅の近くには民家や商業施設がないため、電車を待つ客にとっては大変便利な待合室でした。線路沿いには防雪林が並び、雪や風から電車や客を守っていました。

JR北海道札沼線の北海道医療大学駅から新十津川駅までの区間は、利用者の減少に伴い、2016年から廃止を検討する協議が続けられ、2018年10月に沿線4町が廃止を受け入れました。残念ながらこの区間にある同駅は廃駅になり、待合室も撤去される予定です。ゆかりのある方は一度現地を訪れて、その姿を心に焼き付けてみてははいかがでしょうか。

(2018年11月執筆)

 

プラットフォームの正面には深い森が茂ります。

 

プラットフォームから札沼線 の車両が出発するところでしょうか。

 

長い間本当にお疲れ様でした。

 

PHOTO:PIXTA

 

VIDEO : 北海道ファンマガジン

 

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