五條市立西吉野中学校 閉校
- 文化・教育施設
映画「萌の朱雀」の舞台にもなった奈良県五條市の西吉野町にある五條市立西吉野中学校(奈良県五條市西吉野町屋那瀬468)が、近年の少子化の影響による中学校の統廃合により2020年3月末をもって閉校となり、16年の歴史に幕を下ろすことになりました。映画のロケ地と比べると開かれた山の中腹にあるものの周囲は山で、まさに自然に抱かれた中学校です。地域との連携も頻繁で、生徒達が特産の柿を1年かけて育て販売したり、地域の幼稚園児、小学生と合同で体育大会を開催したりしました。
2020年4月には西吉野中学校に加え、五條中学校、野原中学校の3校を統合した新中学校が五條中学校の校舎にて開始されます。併設されていた西吉野小学校も2021年には閉校となり、その後は奈良県立五條高等学校賀名生分校の校舎としての利用を検討されているようです。
(2019年1月執筆)