熊本電鉄 200形電車 運行終了
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1969年に南海電鉄で製造され、熊本電鉄で21年間走行していた200形車両が、2019年7月30日で引退することとなり、その歴史に幕を下ろすことになりました。
南海電鉄から場所を移し、1998年から熊本電鉄で営業運転をしてきました。車両の扉位置など改良されましたが、横に長いシートや吊革など昔のままの設備も見られます。ワンマン電車で乗る時に整理券をとるスタイルで、車両内には製造当時の面影をみつけることもできます。7月には引退記念イベントが行われる予定もあり、記念乗車券なども発売されています。ライトブルーとブルーの間にオレンジの帯を配した伝統のくまでんカラーが残る唯一の車両です。間もない引退までにもう一度雄姿を見に行ってはいかがでしょうか。
(2019年6月執筆)
沿線の景色を彩った美しい車両でした。
長い間お疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA