京阪男山ケーブル 八幡市駅 改称
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京阪男山ケーブルは、正式名称「京阪鋼索線」と呼ばれており、京都府八幡市から男山の山上駅までを結ぶケーブルカーです。男山にある石清水八幡宮へ向かう初詣客で非常に賑わう路線となっています。
もともと1926年に男山索道によって開業した京阪男山ケーブルの八幡駅(京都府八幡市八幡高坊2番地)は、いったん1944年に廃止されましたが、戦後である1955年に復活。現在は京阪本線と男山ケーブルの駅として「八幡駅」が存在している状態。駅舎自体はそれぞれが独立しているものの、2019年10月からは正式に分離され、男山ケーブルの起点である八幡市駅は、「ケーブル八幡口駅」に改称される予定となっています。
1年の無病息災を願う人々を多く迎え入れてきた八幡市駅。長い期間使われてきた名称が変わってしまうことは少し寂しさを感じますが、これまでと同じ場所に駅はあります。名称が変わっても、かつて「八幡市駅」という名前であったことをたまに思い出してみてください。
(2019年8月執筆)