【日田彦山線】 大行司駅 休止(鉄道駅として廃駅)
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JR九州日田彦山線の大行司駅(福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山字大行司)が廃駅となる可能性が高まっています。
1946年に彦山線宝珠山から大行司間延伸に伴い開業した大行司駅。1960年に彦山線の日田線との区間統合により日田彦山線へ所属となりました。その後1987年に民営化され、2001年に簡易委託を終了してからは無人駅化されましたが、2017年に起こった九州北部豪雨によって駅舎が倒壊してしまいました。2020年には以前の駅舎が復刻されたものの、廃駅が決定となれば、70年以上の歴史に終止符が打たれることになります。
同駅をこれまで利用してきた方もいるはず。廃駅になる前に、この駅にもう一度足を運んでみませんか。
(2020年6月執筆)
思い出がたくさんつまった駅舎です。
当たり前であった景色は永遠のものではないのかもしれません。
長きにわたり地域の大切な場所でした。長きに渡りありがとうございました。
PHOTO:KAZE様
追記・・日田彦山線の添田駅―夜明駅間の部分廃線が確定し、バス高速輸送システム(BRT)による復旧が正式決定しました。この決定に伴い鉄道駅としての当駅の歴史の幕は下ろされることになります。(2021年4月執筆)
VIDEO : manausutaro 様