高徳線 N2000系 うずしお 引退
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2020年7月17日、JR四国高徳線N2000系が特急「うずしお」としての定期運行を終えました。1995年から富士重工業で製造され、1997年から高徳線で運用されていた車両です。高徳線の高速化を図るために導入され、最高時速130km/hを誇ります。高徳線特急の代名詞ともいえる車両で、地域の景色を颯爽と駆け抜ける姿は地域住民にお馴染みの景色。高松から徳島間の重要路線を結び、一部の列車は岡山まで足を伸ばしました。
地域住民に愛された23年間の歴史の閉幕です。当車両の後継には2700系が導入されます。評判の良い新型車両が美しい歴史を引き継ぎます。
「この武骨な四角形のクラシックな感じがとても好きでした。そして最高時速130kmを誇る振り子システムを内蔵する高機能車両。四国の鉄道ファンの誇りともいえる車両でした。長きに渡り本当にありがとうございます。」四国在住の鉄道ファンの言葉です。
(2020年7月執筆)
振り子システムが高速車両の安定性を確保します。
当たり前であったお馴染みの景色ともお別れです。
長年に渡り、本当にお疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA
永久保存版の映像になるかもしれませんね。購入はお早めに。
VIDEO : 徳島新聞動画 TPV(Tokushima Press Video) 様