北海道拓殖鉄道 鹿追駅 廃駅
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北海道拓殖鉄道の鹿追駅(北海道河東郡鹿追町鹿追)が開設したのは1928年。当時、北海道拓殖鉄道沿線で最大人口を誇る鹿追市。その北側に位置する中核駅でした。農林産物輸送・旅客輸送の動脈として地域開発に大きな使命を果たし、1968年に廃駅となり、その役割を終えます。
その駅名はその地域に由来します。当地はかつて鹿を狩る弓を設置する場所であったとのこと。そしてアイヌ語で鹿を追う「鹿追」という地域名につながったようです。
現在この地は鹿青公園になり、かつて活躍した国鉄8620形蒸気機関車の8622号機が堂々と佇みます。「この車両は地域の誇りなのです。数々の困難にぶつかりながらも決してくじけることのなかった北海道開拓。その誇らしい歴史の象徴がこの車両なのです。」力強い地域の関係者の言葉です。
(2020年7月執筆)
確かな歴史が刻まれています。
これからも地域の方々の大切なよりどころであり続けて下さい。
PHOTO:takahumikawasaki様