Final 1984年3月31日 記事足尾町立神子内小学校 閉校のイメージ画像 History 109年

足尾町立神子内小学校 閉校

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1984年3月末をもって、足尾町立神子内小学校(栃木県日光市足尾町1719)は休校しました。

1875年に足尾小学校神子内分校として開校。ここが同校の創立起源となります。当時は足尾銅山の銅事業が活発な時期です。銅山で働く労働者達が近隣に住み、その子供達が通った学び舎です。その後、1900年の「神子内小学校」への改称などを経て歴史を繋ぎます。当校は近くを流れる神子内川の氾濫に悩まされた学校。洪水の影響を受け何回か校舎の移動を余儀無くされますが、1958年に現在の高台に移設され、影響をうけにくくなったようです。

109年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら足尾鉱山の事業活動が下火になるに伴い在籍児童も減少、ついに1984年に休校しました。敷地内には現在でも教員の宿舎建物も現存し、正式に廃校には至っておらずあくまで休校扱いのようです。地域の方々は子供達の元気な歓声が響き渡ることを待っているのかもしれません。ゆかりのある方もそうでない方も一度現地を訪問し、音符があしらわれた可愛らしい鉄門の外からそっと校舎を見守ってみてはいかがでしょうか?

(2020年10月執筆)

 

確かにここに学び舎が存在した。その証です。

PHOTO:takahumikawasaki

 

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