JR四国 海部駅 廃駅
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JR四国の海部駅(徳島県海部郡海陽町奥浦字一宇谷23-15)が廃駅となります。牟岐線(阿波海南〜海部駅間)について、阿佐海岸鉄道がDMV(デュアル・モード・ビークル)を導入するための工事が進めてられています。残念ながら純然たる鉄道駅としてのJR四国海部駅の歴史は2020年10月31日をもって閉幕しました。
1973年に四国初の高架駅として開業。ここが当駅の起源となります。その後、1987年の国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道の駅となりました。さらに1992年には阿佐海岸鉄道阿佐東線が開業。上述以外にも大小様々な歴史を繋いできました。
海部駅と言えば、鉄道ファンの間では有名な二つのポイントがあります。山がなくなってしまった「町内トンネル」。そして高架駅にも関わらず構内踏切が存在することです。特に町内トンネルは鉄道ファンのみならず、「超芸術」作品としてアートファンにも大変人気のある場所となっております。
「私は鉄道は詳しくないのですが、街中の超芸術案件が大好きなのです。海部駅のそばに佇む町内トンネルはとても可愛らしい不思議さを漂わせ、見る者にクスっと笑顔を与えてくれる存在でした。JR四国海部駅の廃駅は寂しいですが、このトンネルはこれからも残り続けてほしいです。」 関東圏在住のアートファンの言葉です。
(2020年11月執筆)
超芸術として有名な町内トンネルです。永遠に残り続けてほしいものです。
PHOTO:PIXTA
超芸術として有名な町内トンネル。この機に超芸術に関する知見を高めては いかがでしょうか?
永久保存版としてお手元においておくのもよいかもしれません。
VIDEO : 徳島新聞動画 TPV