三菱UFJ銀行本店ビル 解体/取壊
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三菱UFJ銀行本店ビルの解体/取壊が発表されました。系列グループを構成する各金融事業の本社機能を集約し、グループ全体の総合力を向上する構想があり、その一環としての本店ビル取壊とのことです。
当ビルの完成は1980年。鉄骨構造(一部鉄骨鉄筋コンクリート)で高さが約110m。彫りの深いファザードが印象的な品格と落ち着きを兼ね備えた建物です。
「このビルを見ると若き日の就職活動を思い出すのです。リクルートスーツを着て不安な気持ちでこのビルのそばを歩いた思い出があります。当時は憧れのビルでしたし、古い建物ですが品格と格式を感じていました。長きに渡りお疲れ様でした。」神奈川県在住のビジネスマンの言葉です。取壊まではまだ期間があるようです。思い出をお持ちの方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年4月執筆)
多くの思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
清潔感のある木々が美しくビルの足元を飾ります。
長きに渡りお疲れ様でした。
PHOTO:i-flower様/PIXTA