土庄町立戸形小学校 閉校
- 文化・教育施設
- 建物・施設
1898年に小瀬尋常小学校木造平屋校舎が新築しました。ここが土庄町立戸形小学校 （香川県小豆郡土庄町甲3417番地）の源流になりそうです。校舎の目の前がウミガメの産卵地になるほど綺麗な海岸という恵まれた場所に佇む学び舎です。羨ましいほどの環境に抱かれ生徒はのびのびと成長したようです。1990年以来現在まで継続する行事の「海を泳ぐこいのぼり」は地域の方々が大切にするイベントになっています。
「毎年、こいのぼりを見に来ています。学校の裏山から沖合いの岩礁まで一直線に並んで空を泳ぐこいのぼりの姿はとても美しい。なんだか元気が出てくる光景なんですよ。是非一度足を運んでみてくださいね。」香川県在住のお母さんの言葉です。
長きに渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、2005年3月末をもって閉校し、1世紀を超える歴史の幕を下ろしています。ただその美しい歴史と伝統は健在。「戸形公民館」として引き続き地域の大切な場所であり続けています。ゆかりのある方もない方も現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと在りし日の学び舎から子供達の元気な歓声が聞こえてくることでしょう。
（2021年3月執筆）
長きに渡り子供たちの登下校を見守り続けてくれました。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:PIXTA
「魔女の宅急便」角野栄子氏作の児童文学です。2014年、清水崇監督により実写映画化されましたが当校がロケ地になっております。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか？
VIDEO : ShinSkyphoto 様
