羽幌町立北辰中学校 閉校
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羽幌町立北辰中学校 (北海道苫前郡羽幌町曙)が閉校したのは1975年3月末のことです。
1964年に旭ヶ丘中学校と曙中学校が統合して開校しました。ここが当校の起源です。羽幌町曙の集落から旧三毛別へと向かう道路沿いに佇む大きな校舎が望めますが、これが羽幌町立北辰中学校です。
設立当初の予定と異なり、1970年に羽幌炭砿の全山が閉山。地域の人口は激減しそれに伴う形で生徒数も減少します。300名近くまで在籍していた生徒数は34名まで少なくなってしまったそうです。そしてついに閉校に至ります。10年という短い期間ではありましたが、確かな学び舎の記憶がきざまれています。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと北の大地の歴史を感じることができるでしょう。
(2021年3月執筆)
PHOTO:PIXTA
羽幌炭砿といえば名作「幸福の黄色いハンカチ」が思い浮かびます。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?