須玉町立津金小学校 閉校
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須玉町立津金小学校(山梨県北杜市須玉町下津金2963)が閉校したのは1985年3月末のことです。
1873年に津金村に津金学校が誕生します。ここが当校の創立起源となります。その2年後に藤村様式の校舎が完成。昭和63年にこの校舎は一度解体されましたが、後に1990年に復元。山梨県の指定文化財に指定されるほど美しい木造校舎です。そして何回かの校名の改称を経るなどしますが、地に足をつけた学び舎としての歴史を繋ぎます。豊かな土壌に恵まれ、美しい自然に囲まれた津金地区。当校はこの地の教育文化の中心地として地域の人々に愛され続けた場所でした。
長きに渡りこの地区の子供達を温かく見守り続けてきた同校ですが、残念ながら1985年に閉校。現在では「三代校舎ふれあいの里」の明治校舎として活躍しております。ゆかりのある方もない方も一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。美しい木造校舎から元気な子供達の歓声が聞こえてくるかもしれません。
(2021年5月執筆)
当時の山梨県知事、藤村紫朗氏が学校の校舎にとりいれた「藤村様式」の木造校舎です。
これからも地域の大切な場所としてご活躍下さい。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : masaogavideo 様