東急百貨店本店ビル 解体/取壊
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東急百貨店本店ビル(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)の解体が正式に発表されました。営業終了は2023年1月31日とのことです。
この地はかつて渋谷区立大向小学校が存在した場所で、その跡地に開業しました。1967年のことです。高級住宅地域に隣接するという優位性を生かし、店舗販売のみならず外商セールスを強みとしてきた百貨店。1989年にはBunkamuraが新たに併設され、百貨店の枠を超えて文化の発信拠点として若者を中心に人気を博しました。
ただ近年は建物自体の老朽化も進み、新たな顧客層の開拓の必要性にも迫られていたようです。そして2021年5月、当ビルの解体と新時代を見据えた新しい建物の構想骨子が発表されました。
多くの人に沢山の思い出を与えてくれた建物です。まだ解体まで時間がありそうです。一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?きっと在りし日の大切な記憶が蘇るはずです。
(2020年5月執筆)
長きに渡り渋谷の中心地のひとつでした。
カルチャーの発信拠点として地域に大きな貢献をしてくれた施設です。
見慣れた景色に残された時間はわずかです。是非この光景を記憶に焼き付けてください。
PHOTO:t2kaori様
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス
お写真を提供いただいた「t2kaori」様より暖かいメッセージを預かっております。多くの方に共感頂ける、そんなメッセージです。次のページへどうぞ。