新潟県立新潟聾学校 閉校
- 文化・教育施設
2022年3月末をもって、新潟県立新潟聾学校(新潟県新潟市東区小金台1-1)が閉校します。
1927年に私立新潟聾口話学校として創立。ここが当校の創立起源となります。同校には幼稚部から高等部までの設置があり、地域の保幼稚園や小学校と交流活動を行っています。また、文化祭や運動会は全校で開催し、異年齢の仲間との関わる行事が充実していたとのことです。近年は地域の小中学校で学ぶ子どもが増えたことで、在籍数が減少傾向にありましたが、聾学校ならではの専門的な教育は、障害のある子どもたちにとってより成長につながる機会となっていました。
95年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2022年に閉校。その歴史は新設の統合校の新潟県立新潟よつば学園に引き継がれ、またひとつ歴史ある学校の閉幕となります。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年8月執筆)
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