JR西日本 443系検測専用電車 引退
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「クモヤ443系」の愛称で鉄道ファンに人気の443系検測専用電車。2021年8月から始まった京都鉄道博物館の展示において、2021年内引退の文言が掲示されました。
クモヤ443系車両は、架線・信号通信検測を目的とした「電気検測車」です。国鉄時代の1975年に近畿車輛にて2編成が製造されましたが、このうちの1台は既に廃車。残るはこのJR西日本所有の1編成のみとなっている貴重な車両です。
「85系の系譜を組むこの顔立ちがすきなのです。小豆色と肌色のカラーも渋いし、ヘッドマーク部分がなくいかにも無印の検査車両という感じがとてもカッコいい。この車両が線路を走る姿を見た日は私のラッキーデーの扱いでした。半世紀に迫ろうという期間に渡り日本全国を走り回って検測作業の役割を担ってくれたクモヤ443系。いままでありがとうとお伝えしたいです。残された数か月。写真を撮りまくろうと思います!」大阪府在住の鉄道ファンの言葉です。
(2021年8月執筆)
シンプルなルックスがカッコいい人気車両です。
日本全国の鉄路の安全走行に多大な貢献をしてくれた車両です。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : kirin0825 様