東城町立菅竹小学校 閉校
- 文化・教育施設
東城町立菅竹小学校(広島県庄原市東城町菅)が閉校したのは2016年3月末のこと。地域に愛された堂々たる57年の歴史の閉幕でした。
1959年に菅小学校と竹森小学校を統合し東城町立菅竹小学校として開校しました。ここが当校の創立起源となります。特に冬の寒さが厳しい場所です。当校には1963年に屋内体操場が整備され、冬季においても子供たちは元気に体を動かしていたそうです。校舎は開校当時からずっと使用されていて、校舎、屋内体操場とも木造モルタル造りのレトロな建物です。
閉校してそれほど時が経過していない学び舎です。昭和48年度の卒業生が贈った時計、昭和40年度卒業生の制作した像などが残っているようです。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。山間の小さな学び舎の美しい営みを感じ取れるかもしれません。
(2021年9月執筆)
長きにわたり子供たちの登校を見守りました。
夏休みには子供たちの歓声でつつまれていたことでしょう。
美しい思い出が関係者様の心の中に永遠に記憶されますように。
PHOTO:くろうさぎ様