岡山県立吉備北陵高等学校 閉校
- 文化・教育施設
2008年3月末をもって、岡山県立吉備北陵高等学校(岡山県加賀郡吉備中央町湯山1028)が閉校しました。
1984年に岡山県立賀陽高校と加茂川高校を統合して開校。ここが当校の創立起源となります。同校は、四方を緑の山々に囲まれた静かな環境に位置する小規模校。芥川龍之介の三男にあたる著名な作曲家の芥川也寸志氏が校歌を作曲していることで知られていました。現在は跡地を活用して吉備中央町立加賀中学校の学び舎となっており、閉校記念碑のみが同校が存在した証として残っています。
24年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2008年に閉校。岡山県立高梁高等学校へ統合となり、当校は独立校として歴史に幕を下ろしました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2021年12月執筆)
長年に渡り地域の子供達の登下校を見守り続けました。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:くろうさぎ様