都幾川村立大椚第一小学校 閉校
- 文化・教育施設
都幾川村立大椚一小学校(埼玉県比企郡ときがわ町大野270)はかつて埼玉県にあった小学校です。同校は1872年に身形神社拝殿を仮校舎とし、秩父郡槻川村の分教場として開校したのがその歴史の始まり。その後、1960年には現在の大椚第一小学校という名称になりました。
同校があった都幾川村は以前埼玉県にあった村で、「建具の里」ともいわれるほど木工や建築が主要な産業となっていた地域です。質の高い木製建具や家具が当地から数多く生み出されたそうです。緑あふれる地域にあった大椚一小学校は2004年3月31日に閉校し、132年の歴史に幕を下ろしました。当時使用されていた校舎はすでに解体されており、その跡地には集会場が建てられています。大椚一小学校にゆかりのある方や思い出のある方はぜひこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年6月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様