馬頭町立小口小学校 閉校
- 文化・教育施設
2001年3月末をもって、馬頭町立小口小学校(栃木県那須郡那珂川町小口1181-2)が閉校しました。
1877年に小口小学校が創立。同校は、自然豊かな山間の田園地帯に位置した小規模校。当時は明治期に建てられた趣のある木造校舎で、地域の子どもたちが勉学に励んでいました。しかし、少子化の影響により2001年に閉校。124年間に渡りこの地域を見守り続けてきた同校でしたが、統合校の馬頭町立馬頭西小学校が誕生し、独立校としての歴史は閉幕となりました。
現在は、特別支援学校の生徒や卒業生によるアート作品が展示される「もうひとつの美術館」に生まれ変わっており、多くの人々が足を運んでいるそうです。ゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年11月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
確かにここに学び舎が存在した。その証です。
PHOTO: 廃校5000 様