【筑豊本線】飯塚駅舎 解体/取壊
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筑豊本線(JR九州)の飯塚駅舎(福岡県飯塚市菰田西1-1-1)は取り壊されその周辺の景色が大きく変化しそうです。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の2面3線を有する地上駅である当駅の開業は1893年、現在の駅舎の改築誕生は1970年にまで遡る歴史ある駅です。
「かつてはとてもにぎわっていた駅です。最近はすっかり寂しくなってしまいましたが、小さいころからの思い出がたくさん詰まっています。いよいよ本格的な開発工事の開始ですね。長きにわたる地道な営みを継続してくれた駅舎さんと関係者様に心からの敬意を表したいと思います。」周辺に居住する男性の言葉です。
福岡県飯塚市によって策定された「飯塚駅周辺地区整備基本計画」に基づき、飯塚駅は大規模な開発工事に入ります。アクセスの向上や地域活性化等が期待されますが、今まで当たり前であった景色は消滅します。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年12月執筆)
長きにわたり親しんだ景色とのお別れです。
PHOTO:PIXTA