旧香川県立体育館 解体/取壊か
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旧香川県立体育館(香川県高松市福岡町2-18-19)が解体される可能性が高まっております。
旧香川県立体育館の完成は1964年。戦後を代表する建築家であった丹下健三氏が設計したことで国内外に知られます。つり屋根構造の特徴ある形状はあたかも船であるかのよう。地域住民からは「船の体育館」として長きに渡り親しまれてきた建物です。しかし長年の経過により老朽化も進んでおり、その維持コストや改修費用負担等の問題も議論されていました。そしてその議論に一定の進行がみられ、具体的計画の策定にむけた最終調整がされているそうす。
世界中の建築愛好家から愛され、地域にとっても愛着のある存在であった「船の体育館」。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか?当たり前であった光景に残された時間は長くないのかもしれないのですから。
(2023年2月執筆)
唯一無二の景色を是非記憶に焼け付けてください。
PHOTO:PIXTA
巨匠「丹下健三」。必読の書です。
永久保存版としてお手元に確保されてはいかがでしょうか?
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