日比谷公園大音楽堂 取壊/改修
- 娯楽施設
- 文化・教育施設
- 建物・施設
「日比谷野音」の愛称で親しまれる「日比谷公園大音楽堂」（東京都千代田区日比谷公園1-5）の建替が正式発表されました。
当施設の起源は1923年にまで遡ります。日本初の大規模野外音楽堂としてその歴史の歩みを始めます。椅子席2,653、立見関385、車椅子対応席15を擁する野外の音楽堂です。“音楽の聖地”として日本全国にファンが存在することでも知られ、伝説ともいえる数多くの音楽イベント会場になった歴史を有しますが、最後の改修から40年程度が経過し、その老朽化も目立ってきていました。そして100周年を迎えた本年にその大規模改修が正式に決定しました。
「日比谷野音は私のような音楽ファンにとってはとても重要な場所です。こんな都心の一等地に緑に囲まれた野外音楽堂が存在すること自体が素敵です。今でも強く心に残るライブ参加のために足を運んだことが思い出されます。青春の記憶の詰まった場所ですし現在の姿には強い愛着がありますので、願わくは改修後もあまり姿を変えないでほしいものです。住んでる場所から近いですし、久しぶりに現地に足を運んでみようと思います。」都内在住女性の言葉です。
多くの人々の大切な思い出詰め込んで、伝説の「日比谷野音」がその姿をとどめる最後のラストランに入ったようです。是非一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
（2023年3月執筆）
多くの方々の大切な思い出を詰め込んでその歴史の幕を下ろします。
PHOTO:PIXTA
VIDEO : Final Access ファイナルアクセス
