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旧仲枡塩田水門

  • 建物・施設

旧仲枡塩田水門(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4)は、瀬戸内海に臨む旧入浜式塩田敷地内にある大規模な塩田水門です。長大な花崗岩の柱と梁を組み合わせて作られた水門で、幅3.8m、高さ5.3mの大きさを誇ります。

この水門は入浜式塩田に降った雨など、余水の排出用として1926年に築かれたもの。水門がある宇多津はかつて日本一の塩の町として栄えた場所であり、その当時は8割の人が塩に関連する仕事に携わっていました。1972年には塩田は廃止されていますが、1987年に移設されたのち現在は復元塩田とともに「宇多津の塩業関連遺産」として保存されています。

旧仲枡塩田水門は、近代における宇多津塩田の発展の歴史を感じられる建造物。この水門に興味がある方は、ぜひ一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2023年5月執筆)

 

かつての営みを想像できます。

PHOTO:PIXTA

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